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中国建築国際(チャイナ・ステート・コンストラクション)
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中国銘柄レポート
中国の現地証券会社より提供されるアナリストレポートから、当社の取扱銘柄を中心とした「企業レポート」を日本語でお届けします。 中国株式初心者の方でも分かりやすくまとめており、会社・…

中国建築国際(チャイナ・ステート・コンストラクション)

2016/7/26
建設セクターの有力銘柄、本土の官民連携プロジェクトに期待
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建設セクターの有力銘柄、本土の官民連携プロジェクトに期待

現地コード 銘柄名 株価 情報種類
03311 中国建築国際 (チャイナ・ステート・コンストラクション)  11.00 HKD
(07/26現在)
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中国建築国際(03311)は中国政府系の総合建設大手、中国建築(601668)の海外事業プラットフォームであり、香港・マカオの建設大手。中国国内のインフラ建設や保障性住宅建設などの分野でも成長を遂げており、BOCIは本土のPPP(官民連携)プロジェクトの推進が中期的な成長エンジンになるとみている。2016年に関してはマカオでの建設事業の収益成長のカギとなるが、香港の建設市場の先行き見通しも改善傾向。BOCIは建設セクターの有力銘柄の一角として同社を前向きに評価し、株価の先行きに対して強気見通しを示している。

15年にはPPPプロジェクトの実行の遅れから、新規受注伸び率、増収率がそろって減速した。ただ、BOCIは関連ルールが明確化するのに伴い、今後はPPPプロジェクトを取り巻く事業環境が改善するとの見方だ。経営陣が示した16年の新規受注目標は前年実績比11.3%増の780億HKドルだが、同社は例年のように通期目標を上方修正しており、BOCIは前年実績の低さや中国本土でのインフラ投資の伸びが、16年の通期目標の上方修正を後押しするとの見方。最終的な目標値は800億HKドル(前年比14.1%増)になるとみている。

香港での新規受注は15年に前年比49.5%増。香港事業の売上高は16年に前年並みにとどまる可能性があるが、2億HKドルの引当金計上に伴う前年の利益実績の低さから、部門利益は増加する見通しという。その反面、マカオ事業はコタイ地区におけるMGMチャイナ(02282)の新規カジノリゾート建設が寄与し、16年に大幅増収を達成する可能性が高い。一方、今後は香港での新規受注の回復が期待できる反面、マカオ事業は縮小するとみられるが、マカオでは埋め立てプロジェクトが計画されており、これが新たなビジネスチャンスにつながる可能性がある。

15年通期決算では合弁会社、関連会社、その他投資事業の利益貢献が純利益の27.6%を占めたが、今後は従来型のBT(建設・譲渡)、BOT(建設・運営・譲渡)プロジェクトに代わる形で、PPPプロジェクトの貢献度が高まる見込み。BT、BOTプロジェクトは損益計算書に含まれるが、PPPに関しては反映されるとは限らないという。

BOCIによると、同社は経営透明度の高さや同業銘柄と比べた利益成長率の高さなどから高評価を得ている銘柄の一つ。過去の平均予想PERは11.4倍だが、現在株価は17年予想PERで8.3倍の低水準にある。16年、17年の予想増収率はそれぞれ前年比5.7%、20.0%で、予想増益率は両年ともに同20.0%。建設セクターで唯一、2桁の利益成長が期待できる銘柄であり、この予想増益率はセクター平均(予想増益率1桁台)を大きく上回るという。BOCIは中国本土のインフラ投資の伸びなどから、同社株価がヒストリカル平均PERに値するとみて、先行きに対する強気見通しを明らかにしている。

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