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「三段高下の法則」では下げの最終局面?
土信田 雅之
テクニカル風林火山
テクニカルアナリストの土信田雅之が、マーケットスピードを用いたテクニカルな視点で国内株式市場の動向を読み解いていきます。

「三段高下の法則」では下げの最終局面?

2016/2/12
株式市場の軟調な地合いが続いています。国内外でリスクオフムードが強まる格好となり、祝日明けとなった2月12日(金)の日経平均は取引開始直後に15,000円台を下回る場面も見られました。
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株式市場の軟調な地合いが続いています。国内外でリスクオフムードが強まる格好となり、祝日明けとなった2月12日(金)の日経平均は取引開始直後に15,000円台を下回る場面も見られました。

(図1)日経平均(日足)の動き (2016年2月4日取引終了時点)

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

あらためて日経平均の足元の動きを図1で確認してみます。直近のローソク足の並びを見ると、陰線が3本続く格好になっているほか、前回指摘しました、1月安値との「Wボトム(二番底)」の可能性と期待も、16,000円台の節目をあっさりと割りこんでしまったことで簡単に打ち砕かれてしまいました。想定以上に下げの勢いが強い印象で、「どこまで下げるのか?」が気になります。

そこで、相場の上げ下げのリズムに注目してみたいのですが、相場の波動理論の一種として有名な法則に「三段高下」というものがあります。一言でまとめると、上昇相場・下落相場ともに、そのトレンドは3つの波で形成されるというものです。

(図2)「三段高下の法則」

図2の下げの波を、昨年12月からの日経平均の下落にあてはめてみます(下の図3)。

(図3)日経平均(日足)チャート(2012年11月下旬~)

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

19,000円を意識した1回目の下げ(12月あたま~中旬)、17,000円を意識した2回目の下げ(2016年初~1月中旬)、そして、足元はちょうど3回目の下げの途中にあると言えそうです(下の図3)。少なくとも、相場のリズム的には下げの最終局面に来ていると捉えれば、下落がいったん落ち着いたところで反発ねらいの買いを入れても良いタイミングと考えることができます。その際の戻りメドは25日移動平均線が意識されそうです。

また、三段高下の法則は、日足よりも週足や月足などの期間が長いものになるほど精度が上がると言われていますので、週足チャートでも当てはめてみます(下の図4)。

(図4)日経平均(週足)チャート(2012年11月下旬~)

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

週足では、1月中旬から2月にかけての下落一服の箇所を2回目の下げが終わったポイントと見るのか、もしくは、まだ2回目の下げの途中と見るのかどうかがカギとなります。後者の場合は3回目の下げが待っている可能性があります。

とはいえ、過去の値動きに遡れば、1年以上にわたって14,000円~16,000円の範囲でのもみ合いが続いていましたので、14,000円から下に抜けるには相当の売り圧力や相場環境の悪化が必要になります。また、移動平均線との乖離の修正の動きも想定されそうなため、メインシナリオは14,000円台での下げ止まりを確認していく動きと見て良さそうです。

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