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目先の上昇余地を探る
土信田 雅之
テクニカル風林火山
テクニカルアナリストの土信田雅之が、マーケットスピードを用いたテクニカルな視点で国内株式市場の動向を読み解いていきます。

目先の上昇余地を探る

2014/9/19
今週の日経平均の動きですが、「アフター米FOMC」となった9月18日(木)に、ようやく16,000円台を回復しました。下の図1のように、ここ直近の日経平均は「一段水準を切り上げてもみ合い」というパターンが続いているため、取引時間中の上昇力に欠けるものの、先週も指摘しましたように上昇基調は継続していると言えます。
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今週の日経平均の動きですが、「アフター米FOMC」となった9月18日(木)に、ようやく16,000円台を回復しました。下の図1のように、ここ直近の日経平均は「一段水準を切り上げてもみ合い」というパターンが続いているため、取引時間中の上昇力に欠けるものの、先週も指摘しましたように上昇基調は継続していると言えます。

(図1)日経平均(日足)チャート

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

このまま行けば、年初来高値(1月8日の16,121円)や、昨年末の取引時間中の高値(16,320円)の達成も視野に入ってきますが、現在の勢いがどこまで続くのかが非常に気になるところです。そこでいくつかトレンドラインを引いてみて、様子を探っていきたいと思います。

(図2)日経平均(日足)チャートとトレンドライン

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

上の図2は、日経平均の日足チャートにラインを描いたものです。まずは、大幅に急落した8月8日を起点としたライン①です、ちょうど足元の上昇に沿っている格好ですので、これが当面の基準線となりそうです。次に、少し過去に遡って、年初からの下落がストップし、上昇基調に転じた5月21日を起点としたライン②が引けます。そして同時に高値を結んだライン③と下方向に平行に引いたチャネルライン④も描いて見ます。

8月8日以降からライン①とライン②の間で推移していたことが分かりますが、こうすることで、何となくですが今後のポイントがいくつか見えてきます。例えば、「ライン①の勢いはライン②を上抜けするほど強いのか?」、「上昇トレンドがライン①からライン②に移行するのか?」、「ライン①の上昇はいったん止まり、③と④のレンジ相場内の動きになるのか?」などです。となると、少なくとも、ライン①から③が絡み合うエリアまでの上昇余地はありそうです。ちょうど16,250円から16,500円あたりになります。

ちなみに、5月21日から7月末までの戻り局面では、日経平均は約12.8%上昇しました。この上昇率を、8月8日起点に当てはめると、大体16,641円になります。

(図3)日経平均(日足)チャートと戻り推計値

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

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