お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
短期的トレンドの継続とサポート
土信田 雅之
テクニカル風林火山
テクニカルアナリストの土信田雅之が、マーケットスピードを用いたテクニカルな視点で国内株式市場の動向を読み解いていきます。

短期的トレンドの継続とサポート

2014/6/13
ここまでの相場を振り返ると、5月21日の取引時間中に13,964円をつけた日経平均は翌日から急反発を見せました。
facebook twitter 印刷する

今週の日経平均は4月の戻り高値である15,100円台半ばからの上値が重く、逆に15,000円を下回る場面が目立っています。ひとまず上昇が一服している状況ですが、下の図1は、第1回でも掲載した日経平均の週足チャートとトレンドラインです。

当時は、「1年間の平均線である52週移動平均線が意識されているほか、トレンドライン②を維持できるかの踏ん張りどころ」と説明しましたが、その状況はあれから1カ月経った今でもあまり変わっていません。6月12日の日経平均終値はトレンドライン②からは少し下に位置していますが、52週移動平均からは上にあるため、中期的なトレンドは一応維持していると言えそうです。

(図1)日経平均(週足)チャートとトレンドライン

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

5月から6月入りまでの日経平均は、「買えないから下がる」展開で下落したものの、節目の14,000円台の水準では下値が堅く、踏みとどまったため、今度は「下がらないから買われる」展開に転じて15,000円を回復してきました。とはいえ、足元の上値の重たさは、「買い上がれないから売られる展開になるのでは」とも考えられるため気になります。そこで短期的な状況を確認してみます。

(図2)日経平均(日足)チャートとMACD

(出所:MARKETSPEEDを元に筆者作成)

上の図2は、上段と下段に分かれており、上段は日経平均の日足チャート、下段はMACDと呼ばれるテクニカル指標です。MACDの細かい見方や考え方については別の機会で説明する予定ですが、図に書かれている2本の線、MACD(赤色)とシグナル(青色)が「0」を超えて、上昇トレンドっぽいなということは見た目の印象でわかります。ただしMACDが微妙に下向きになっていて、シグナルを下抜けないように維持できるかが、今後の注目点になります。

また、上段のローソク足の動きに目を向けると、5月下旬からの上昇は、まずは14,600円水準のところで上昇が一服してもみ合った後、一気に15,000円台に乗せており、2段階になっていることが分かります。上昇相場の途中で短いローソク足が続いた後に上放れた陽線が出現するのは、酒田五法のローソク足分析の中で「上値遊び」と呼ばれる買いパターンです。

ただし、15,000円台を回復してからは短めの陰線が並んでおり、こちらは「団子天井」と呼ばれる売りのパターンとされています。要は、買いのパターンと売りのパターンが立て続けに登場しており、今後のシナリオは正直読みにくい状況です。13日のSQ通過後に主力株にも資金が流れる展開となり、今年に入ってからの戻り高値である3月7日の15,312円を超えられる相場の力強さが欲しいところです。

仮に、日経平均が目先の調整に入ったとしても、「上値遊び」が出現した位置は75日移動平均線を越えたところにあるため、この75日線がサポートとして機能する可能性が高く、しかも、6月12日には25日線がこの75日線を上抜けるゴールデンクロスとなっており、押し目のポイントと捉えて良いかもしれません。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

はじめよう株主優待
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください短期的トレンドの継続とサポート

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

短期的トレンドの継続とサポート

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
 
 
 

 

 

メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。