facebook twitter
株価10倍狙いVS3割アップ狙いあなたはどっち?
足立 武志
知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識
株式投資がうまくいかない、という個人投資家の皆様へ。実践をベースにした「すぐに役立つ真の基礎知識」は、お客様の株式投資戦略に新たなヒントを提供。負けない、失敗しないためにはどのよ…

株価10倍狙いVS3割アップ狙いあなたはどっち?

2015/2/26
皆さんは「テンバガー」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。これは、株価が10倍に上昇した銘柄のことを指します。
facebook twitter メールで送る 印刷

テンバガーの夢を追うか、着実に利益を積み重ねるか

皆さんは「テンバガー」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。これは、株価が10倍に上昇した銘柄のことを指します。

さらに、株価が100倍に上昇した銘柄のことを「ハンドレッドバガー」と呼びます。近年ではガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)が100倍超の上昇を達成したことで有名です。

さすがにハンドレッドバガー銘柄はごくわずかですが、テンバガー銘柄なら、今回のアベノミクス相場では数多く誕生しました。

株式投資のスタイルは人それぞれ異なりますが、筆者のこれまでの経験上、投資した銘柄のいくつかが「テンバガー」になれば、資産を大きく増やすことができます。そのため、筆者は将来テンバガーになりそうな銘柄へ投資するよう心がけるようにしています。

一方で、テンバガーなどは狙わず、着実に利益を積み重ねるスタイルもあります。例えば、買値から30%上昇したら利益確定売りをするという方法です。株価が10倍に上昇することなく、短期間で失速してしまうことの方がはるかに多いのは間違いありませんから、欲張らずに確実に利食い売りを行うというのも理にかなっています。

そこで今回は、株価3割アップで利益確定を行う手法と株価10倍を狙った手法とを比較し、それぞれの方法のメリットやデメリット、実践するうえでの注意点などをお話ししたいと思います。

3割アップで利益確定のメリットとデメリットは?

株価が買値から30%上昇したところで利益確定する手法のメリットは、利益確定する機会が多いということです。

特に新興市場銘柄など株価の値動きが大きい銘柄であれば、数日~1週間程度で株価が買値から30%上昇することは日常茶飯事です。30%の利益を積み重ねていけば、トータルでは結構な利益になります。

また、相場環境が悪いときには、株価10倍はおろか2倍への上昇も難しくなります。でも、30%程度の上昇であれば、どんなにひどい相場でも年に1回はチャンスが訪れます。株価10倍狙いと比べて成功回数が圧倒的に多くなるのは大きなメリットです。

デメリットは、利益確定売りをした後、そこからさらに株価が大きく上昇する可能性を放棄してしまうという点です。

株価が3割上昇した時点で利益確定をするということは、上昇トレンドの途中で売ることを意味します。でも、2013年前半のように相場環境が良いときには、株価が3割アップにとどまらず、3倍、10倍、銘柄によってはそれ以上になるものが続出します。

最悪のパターンは、株価3割アップで売却したものの、さらに上昇するのをみてあわてて飛び乗り、結局は高値掴みをしてしまうというものです。こんなことを繰り返していれば、株価3割アップによる利益など簡単に吹き飛びますので注意してください。

相場環境が悪くてもコツコツ利益を積み重ねることができる一方、大相場にはめっぽう弱いのがこの方法の特徴です。

なお、新興市場銘柄など値動きが荒い銘柄の場合、株価があっという間に急上昇して3割アップを達成したと思ったら、その日のうちに急落して元の株価まで戻ってしまうことも往々にしてあります。確実に3割アップで利益確定をするために、事前に逆指値の売り注文を出しておくことが有効です。

10倍狙いのメリットとデメリットは?

では、株価10倍狙いのメリットとデメリットはどうでしょうか。簡単に言えば3割アップ手法のメリット・デメリットと逆になります。

メリットは、なんといっても成功したときの利益が大きいことです。仮に20銘柄に投資したとして、そのうちの18銘柄がプラスマイナスゼロであっても、残り2銘柄が10倍になるだけで投資元本は約3倍に増えます。数年に1度訪れる大相場であれば、投資した銘柄のうち1割が株価10倍になるケースは全く珍しくありません。

デメリットは、よほど相場環境が良くない限り10倍になる銘柄がなかなか出現しないという点です。10倍狙いの場合は、株価が3割程度アップしたくらいでは利食い売りはしません。でも、相場環境が悪い場合、株価が少し上昇しても結局は下落に転じてしまうため、利益確定をするチャンスがなかなか到来しないのです。

3割アップで利益を確定する手法に比べ、利益を得られずに耐える期間が長くなるものの、良好な相場環境が訪れれば一気に資産を増やすことができるのが株価10倍狙いの特徴です。

いずれの場合も状況に応じた臨機応変な対処が必要

このように、株価3割アップ狙いと10倍狙いとではそれぞれメリットとデメリットがあります。大相場を逃したくないという方は10倍狙い、大相場は逃しても良いからどんな相場環境でもコツコツと利益を積み重ねていきたいという方は株価3割アップ狙いが向いています。

また、3割アップとか10倍狙いに限らず、5割アップ狙いとか、3倍狙いとか、ご自身に合ったプランを最終的には見つけてもらえばよいと思います。

ところで、株価10倍狙い場合はもちろん3割アップ狙いの場合も、それに固執する、つまり3割アップとか10倍に株価が達するまで決して売らないというのはよくありません。相場環境等に応じて臨機応変に対処する必要があります。

例えば、新規買いした後に株価が目標まで上昇する前に株価が下降トレンドに転じてしまった場合は、売却ないし損切りをしなければなりません。株価上昇途中に飛び乗り、事前に設定した損切り価格を割り込んだ場合も同様です。

筆者は基本的に株価10倍狙いの投資戦略をたて、行動をしています。株価が上昇トレンドを続けるうちは途中で売らずに保有を続け、できる限り利を伸ばすことを目標としているからです。

とはいえ、株価10倍に達するまでの道は決して平坦ではないことも確かです。そこで回を改めて、筆者の株価10倍狙いの投資戦略について、今までの実践をもとにご紹介していきたいと思います。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

▲トウシルトップページへ

 

NISAつみたてNISAロールオーバー
人気ブロガー
トウシル1周年特集
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください株価10倍狙いVS3割アップ狙いあなたはどっち?

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

株価10倍狙いVS3割アップ狙いあなたはどっち?

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
投資の日
 
投資の失敗
 
人気ブロガー
 
お宝優待株
 
人気記事ランキング
デイリー週間月間
NISAつみたてNISAロールオーバー
 
老後破綻
 
トウシル1周年特集
動画でわかる
 
ふるさと納税
 

 
美白YouTuberが紹介!無理なくカンタンな貯蓄術のススメ
メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。