30代以降資産形成がはかどったときに20代の失敗が生きる

 投資初心者の「正しい負け方」について考えてみましたが、これは20歳代に限るものではなく、投資をスタートしたばかりのすべての人に当てはまります。

 年金生活者が退職金を原資にスタートする場合でも、同様に「少額」から始めれば失敗の影響は軽微になります。

 もちろん20歳代で同じ経験を積むことができれば、これは明らかに有利な財産です。30歳以降、これから数十年にわたってマーケットを活かした資産形成のノウハウを体得した人はきっと何年かに一度はやってくる上昇タイミングを活かし、下落時期にはあわてずホールドするような投資ができるようになるはずです。