昨日(2015年6月12日)の動向
東京市場では来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードとなりました。また、先日の黒田日銀総裁の為替発言で急落した余韻もあり、方向感のない値動きとなりました。海外市場では米債利回りの低下幅拡大を背景にドル売りが進展しました。米ドル/円はダウ平均の大幅下落も重しとなり、断続的にストップを巻き込みながら123.15円レベルまで下値を拡大しましたが、米長期金利の低下が一巡すると、米ドル/円は123.40円レベル前後でもみ合いとなりました。
2015年6月12日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 123.462 | 123.812 | 123.138 | 123.418 |
ユーロ/円 | 138.989 | 139.315 | 137.990 | 138.999 |
豪ドル/円 | 95.764 | 95.810 | 95.002 | 95.437 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年6月15日)の展望
【米ドル/円】
上値では、再び124円台をしっかりと回復するかが争点となり、下値では6月10日安値である122.45円レベルや節目の122円ちょうどがサポートとして機能するかがポイントとなりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 124.00 | 124.50 | 122.45 | 122.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
目先上値では、140円台にしっかりと乗せることができるかがポイントとなりそうです。一方下値では、200日移動平均線が位置する137.28円レベルがサポートとして機能するかが争点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.00 | 141.00 | 138.00 | 137.15 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、96円ちょうどを上抜けるかが注目されそうです。一方下値では95円ちょうどなどがサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 96.00 | 97.00 | 95.00 | 94.00 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月15日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年6月15日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 21:30 | (米)6月ニューヨーク連銀製造業景気指数 | 6.00 | 3.09 |
★★ | 22:00 | (欧)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言 | - | - |
★★ | 22:15 | (米)5月鉱工業生産(前月比) | 0.2% | -0.3% |
★ | 22:15 | (米)5月設備稼働率 | 78.3% | 78.2% |
★★ | 23:00 | (米)6月NAHB住宅市場指数 | 56 | 54 |
★★ | 5:00 | (米)4月対米証券投資(短期債除く) | - | 176億ドル |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します