昨日(6月24日)の動向

23日に東京都議会議員選挙が行われ、自民・公明の圧勝する形となりました。この選挙は参院選の前哨戦と見られており、7月に予定されている参院選においても自公が勝利する可能性が高いとの思惑からアベノミクス支持が確認され、米ドル買い円売りが一時優勢となりました。東京時間、米ドル/円は98円台なかばレベルまで上昇。一時99円台乗せを伺う展開となりました。ただ、ロンドン時間に入ると利食いの米ドル売りが散見し、徐々に値を下げる展開となりました。NY時間では米ドルが主要通貨に対し高すぎるとの見方(ドル指数の上昇)から再度米ドル売りが強まり、97円台半ばまで下落。その後は、97円後半レベルから半ばレベルもみ合いこの日の取引を終了しました。

6月24日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 97.926 98.697 97.219 97.728
ユーロ/円 128.313 129.197 127.284 128.215
豪ドル/円 90.412 91.1 89.603 90.443

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年6月25日)の展望

【米ドル/円】

FOMC以降から米ドルが継続して上昇していたものの、昨日・日足ベースでは5日ぶりに陰線引けとなりました。ただし、押し目買いの展開はまだ継続するとの声が多いようです。98.70レベルをしっかりと超えてくると、されに上値を追う可能性も指摘されています。本日は各国株式市場の動向を注視しながらの動きとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 98.70 99.00 97.00 96.60

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ギリシャ政府への懸念が再燃している様相から、悪材料に反応しやすい展開になるのではないかと市場は見ているようです。ユーロ圏をめぐる要人発言に注目したいところです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 129.00 129.80 127.50 127.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

中国の指標に注意を払っての取引となりそうです。このところ中国の指標が弱いことから、豪ドルの下落が続いています。8月には0.25%の利下げの可能性があることから、上値の重い展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 91.20 92.00 89.20 88.00

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年6月25日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年6月25日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
17:30 (英)キングBOE総裁講演
21:15 (EU)ドラギECB総裁講演
★★ 21:30 (米)5月耐久財受注(前月比) +3.0% +3.3%
★★ 21:30 (米)5月耐久財受注(除輸送用機器)(前月比) ±0.0% +1.3%
★★ 23:00 (米)6月消費者信頼感指数 75.0 76.2
★★ 23:00 (米)5月新築住宅販売件数(季調済・年率) 46.0万件 45.4万件
★★ 23:00 (米)5月新築住宅販売件数(前月比) 1.30% 2.30%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します