G20を見据えた動きが継続

昨日（4月18日）の動向

G20で円安批判が回避されるとの見方が強く、東京時間は円売り優勢の動き。円安誘導非難の声が出れば下落する可能性は残っていますが、97円後半では押し目買いが強く底堅い動きとなりました。ロンドン時間に入ると値を下げる場面もありましたが、98円がサポートの形となり、大きく崩れることはありませんでした。しかしニューヨーク時間に入るとフィラデルフィア連銀指数が市場予想を下回ったため、対ユーロでドルは下落しました。ドル円は所々で早い動きはでるものの大きな動きには繋がらず、始値近辺でクローズしました。

4月18日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	98.074	98.530	97.630	98.176
ユーロ/円	127.791	128.782	127.154	128.104
豪ドル/円	100.975	101.803	100.266	101.102

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2013年4月19日）の展望

【米ドル/円】

G20がワシントンで開催されており、終了まではポジション調整が続きそうです。一方、米企業決算や経済指標が冴えないことからNYダウは調整ムードが漂っていることから、株式市場の動向にも注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	98.70	99.30	97.20	97.00

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

ECBが利下げするかどうか、今のところ景気指標を見極めるまでは様子見感が漂い、ユーロは揉み合う動きとなりそうです。直近はG20後の円の動向に注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	129.70	130.00	126.40	126.00

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

ここにきて金下落に加えて株式市場もポジション調整の動きから資源国通貨の上値も重く、豪ドル円も102円を抜け切れない展開です。G20後の動向にも注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	102.00	102.50	100.60	100.00

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年4月19日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2013年4月19日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	15:00	独　3月　生産者物価指数	0.1%	-0.1%
★★	17:00	欧州　2月　経常収支	NA	148億
★★	21:30	カナダ　3月　消費者物価指数	0.3％	1.2％
★★	23:00	米　3月　中古住宅販売件数	501万	498万

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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