昨日(3月21日)の動向

序盤は日銀が追加の金融緩和を強化するのではとの見方から、円売りが優勢で推移していましたが、日本時間18時より行われた黒田氏の就任会見では具体的な政策には踏みこまなかったため、円買いとなりました。
ヨーロッパに入るとPMIの結果の悪化や、キプロス情勢の不透明感から、ユーロを売ってドルや円を買う動きとなり、後半は95円を挟んだ展開となりました。

3月21日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 96.013 96.105 94.566 94.903
ユーロ/円 124.186 124.373 122.041 122.389
豪ドル/円 99.649 99.695 98.726 99.112

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年3月22日)の展望

【米ドル/円】

意識されていた下値の95円を割ったことからさらに下を伺う展開となりそうですが、押し目を買う動きも見られています。
先週の窓開きオープンの影響から、金曜日にロングポジションを手じまう動きが強くなるとみられ、昨日の94.50近辺が意識されそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 95.20 96.10 94.50 94.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

キプロス支援がますます不透明感となり、ギリシャ問題の時と同様に、ユーロ離脱等の声も聞かれております。
売りが優勢となりそうですが、要人発言に振り回される展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 123.50 124.30 121.90 121.10

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドルは堅調に推移しており、押し目を買う展開が続きそうです。
100円を突破出来れば、約5年前の高値104円台をトライする可能性が出てきます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 100.00 101.00 98.80 98.20

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年3月22日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年3月22日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 18:00 3月IFO景気動向指数 107.8 107.4
21:45 ラスキンFRB理事講演
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します