昨日(1月18日)の動向

先週金曜日は90円近辺での値動き。アジア時間では浜田内閣官房参与が1ドル95円や100円は問題ないと発言したことから89円台後半で底堅く、90円台へ上昇する展開となりました。欧米時間では、利食いやポジション調整から上値が抑えられるものの、ミシガン大学消費者信頼感指数の市場予想比悪化にも関わらず下値も限定的となるなか、米下院が債務上限を3ヵ月延長する法案を採決したことを好感したドル買いに90円台を回復して越週となりました。

1月18日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 89.831 90.202 89.632 90.079
ユーロ/円 120.134 120.72 119.342 119.924
豪ドル/円 94.737 95.02 94.171 94.667

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2013年1月21日)の展望

【米ドル/円】

週明けの東京市場は金曜日の高値(90.20)あたりで上値重く、ストップロスを巻き込み、89円台半ばへ下落する動きとなっています。今週は今日明日で開催される日銀政策決定会合での緩和策に注目が集まっています。金融緩和を織り込みつつも押し目買いとの見方が強いようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 90.20 91.00 89.40 89.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

先週はECBクーレ理事が長期資金の返済は短期金融市場の大きな影響はないとコメントしたことから上値が抑えらる動きとなりました。本日はドル円の下げに連れて119円台半ばへ下落する動きとなっていますが、ドル円同様、日銀の金融緩和期待から押し目ではユーロ買い/円売りが出やすいとの見方のようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 120.30 120.70 119.00 118.50

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

経済指標の発表もなく、米国市場が休場のため、明日の日銀政策会合までは小動きとの見方のようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 94.70 95.00 93.90 93.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2013年1月21日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2013年1月21日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 16:00 独 12月 生産者物価指数 -0.1% NA
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します