まつのすけ、今月の注目銘柄!
楽天・新興国株式インデックス・ファンド[NISA成長投資枠]
どんなファンド?:FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス(円換算ベース)に連動する投資信託です。原則として為替ヘッジはなく、円安になるとプラス、円高はマイナスの影響があります。
投資銘柄数は2024年3月末時点で5,843と多く、全世界の新興国市場の大型株・中型株・小型株を網羅しています。時価総額加重平均型の株価指数で、TSMC、テンセント・ホールディングス 、アリババ・グループ・ホールディング、大手インド企業、鴻海などに投資することが可能です。
注目ポイント!:ライバルの「eMAXIS Slim 新興国株式」と比較すると、ここ数年は好パフォーマンスです。おそらくインドや、台湾などのテクノロジー企業のウエートが高いのが奏功していると思われます。
楽天・新興国株式インデックス・ファンドは、過去6カ月+15.47%、1年+26.95%、3年+22.73%、5年+75.12%です。
一方、eMAXIS Slim 新興国株式は、過去6カ月+14.61%、1年+26.49%、3年+16.29%、5年+68.79%となっています。
同じ新興国株インデックス投信でも、ベンチマークの指数が違うと、パフォーマンスに差が生じるので、連動する指数の取捨選択が重要となります。
まつのすけ、今月のがっかり
5月は全世界株式やS&P500連動投信と比較して、高いパフォーマンスを上げられました。しかし、日本株投信の見切りが遅くなったのが残念です。4月に売却すべきでした。
なお、S&P500が5カ月間で+10%以上となり、かつ前年比で過去最高の場合、1年後は平均+16.01%、中央値+17.96%と好成績です。
また、1999年以降、S&P500が200日移動平均線が上昇中は、平均で年+7.4%と良好なパフォーマンスです。さらに、S&P500の強気相場で第1四半期がプラスで4月はマイナスの場合、6月は100%上昇しました(平均+3.1%・中央値+3.9%)。