まつのすけ、今月の注目銘柄!

楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド[NISA成長投資枠]

どんなファンド?:Nifty50指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資信託です。原則として為替ヘッジはなく、円安になるとプラス、円高はマイナスの影響があります。投資対象の「Nifty50指数」は、インドの証券取引所に上場している株式のうち、代表的な50銘柄で構成されています。

 指数の計算方法は、浮動株調整済時価総額加重平均方式で、定期的な採用銘柄の入れ替えは半年ごとに行われます。

注目ポイント!:信託報酬は年0.308%(税込)と低コストで、保有残高に応じて年0.05%の楽天ポイントも還元されます。

 インドの人口は増え続け、2023年には中国を抜いて世界第1位となる見込みです。人口の規模は経済成長の源であり、人口増加による労働力の増加を通じて、インドは今後も経済成長が期待されます。

 インドのGDP(国内総生産)は、2027年に日本、ドイツを上回り3位となる見込みで、中長期的な成長に伴って株価の上昇も期待できます。

 ただし、時おり規制が導入されて株価が下落する局面があるなど、特有のリスクがある点に注意が必要です。また、成長期待で大きく買われており、すでにPER(株価収益率)面では割安感はない点に注意が必要です。    

まつのすけ、今月のがっかり

 4月は米国の金利上昇、中東情勢などで、株価が調整する局面がありました。この下落をもろに受けてしまったのが残念です。また、半導体関連、日本株関連、一部の米国株関連の投信が足を引っ張りました。

 なお、4月には米国株オプション取引量の30%以上がプット買いになりました。この現象は2023年10月以来で、平常時ならS&P500などの底値シグナルとなります。

 また、1週間でナスダックが約マイナス5%、S&P500が約マイナス3%、ダウ工業株30種平均が微増となった週もあり、これはITバブル前にも起こった現象です。今後1~2年は大局的な上昇を想定しています。