2024年4月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2024年4月1~30日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)成長投資枠で購入できるもの、NISAつみたて投資枠で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:Tracers S&P500ゴールドプラス

騰落率:6.16%

どんなファンド?:株式とゴールドに投資するレバレッジ型投信です。S&P500が1倍、ゴールドが1倍で、合計2倍の投資となり、例えば100円なら200円分のポジションを取ることになり、リスクは高めとなります。

まつのすけコメント:米国の株価指数先物・金先物取引に投資し、信託財産の純資産総額の200%相当額の運用を行います。原則として為替ヘッジはなく、円安になるとプラス、円高はマイナスです。4月はゴールドが好調で、3月に続いて高いパフォーマンスを発揮しました。    

2位:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス[NISAつみたて投資枠][NISA成長投資枠]

騰落率:4.87%

どんなファンド?:新興国のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄はTSMC、サムスン電子、テンセント、アリババ、リライアンス・インダストリーズ(インドの石油化学系コングロマリット)、SKハイニックス(韓国の半導体製造会社)、PDDホールディングス(事業ポートフォリオを所有・運営する多国籍コマース会社)、ICICI銀行(インドを拠点とする金融企業)、メイトゥアン(中国・北京の生活関連サービス企業)、鴻海精密工業(中国を拠点とする世界大手の電子機器受託生産企業)です。    

まつのすけコメント:組み入れ上位国はインド、台湾、韓国、中国、ブラジル、サウジアラビア、メキシコなどです。4月は中国株が反発し、インドも底堅かったことから、久しぶりに好調なパフォーマンスとなりました。

3位:楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド(楽天・インド株Nifty50)[NISA成長投資枠]

騰落率:3.49%

どんなファンド?:インド株のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄はHDFC BANK LIMITED(インドの大手金融業)、RELIANCE INDUSTRIES LTD(石油化学を中心としたさまざまな事業を手がけるインドの大手コングロマリット。

 筆頭株主はインドの一富豪であるムケシュ・アンバニ氏)、ICICI BANK LTD(インドの大手金融業)、INFOSYS LTD、LARSEN & TOUBRO LTD(インドの建設系コングロマリット)、TATA CONSULTANCY SVCS LTD(インド最大手の IT サービス企業。インド最大財閥・タタ・グループの中核企業でもある)、ITC LTD(インドの大手食品製造販売会社)、BHARTI AIRTEL LTD(インドの電気通信事業企業)、AXIS BANK LTD(インドの商業銀行)です。    

まつのすけコメント:2024年4月5日から運用開始した投資信託ですので、騰落率のデータは4月5日~4月30日となります。「今月の注目投信」の欄で詳細解説します。

4位:iFreeNEXT FANG+インデックス[NISAつみたて投資枠][NISA成長投資枠]

騰落率:3.12%

どんなファンド?:米国株のインデックス投信で、組み入れ銘柄は、アップル、Amazon.com、メタプラットフォームズ(Facebook・Instagramなど)、アルファベット(Google・YouTubeなど)、ネットフリックス、エヌビディア(半導体大手)、テスラ、マイクロソフト、ブロードコム(半導体大手)、スノーフレイク(データクラウドなど)です。

まつのすけコメント:NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)の動きに連動し、為替ヘッジはありません。GAFAM+エヌビディア+テスラの「マグニフィセント・セブン」、動画サブスク最大手、半導体、データクラウドの大企業に集中投資したい場合に選択肢となります。ナスダック総合指数よりさらにハイリスク・ハイリターンの傾向です。

5位:インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(年1回決算型)[NISA成長投資枠]

騰落率:2.76%

どんなファンド?:先進国株のアクティブ投信で、組み入れ上位銘柄は3iグループ(英国を拠点とする投資会社)、マイクロソフト、ユナイテッドヘルス・グループ(米国大手の医療保険会社)、ユニオン・パシフィック(米国最大の鉄道輸送会社)、ブロードコム(米国の大手IT企業)、テキサス・インスツルメンツ(米国大手半導体企業)、プログレッシブ(英国の保険関連企業)、アゼリス・グループ(欧州大手の機能化学品ディストリビューター)、アメリカン・タワー(米国の不動産関連大手)、トラクターサプライ(米国の農業関連製品小売業)です。

まつのすけコメント:エマージング国を除く先進国株(日本を含む)の株式が投資対象で、独自のバリュー・アプローチによりグローバル比較で見た割安銘柄に投資しています。*MSCIワールド・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)を上回る投資成果を目指します。

*MSCIワールド・インデックス:世界の地域、国、業種、銘柄において幅広く分散され、先進国の株式市場全体の動向を的確に反映しているため、グローバルファンドのベンチマークとしてよく利用されているファンド

6位以下はこちら

6位:ブラックロック USベーシック・バリュー・オープン

7位:グローバルAIファンド[NISA成長投資枠]

8位:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(楽天・オールカントリー)[NISA成長投資枠][NISAつみたて投資枠]

9位:一歩先いく US テック・トップ20インデックス[NISA成長投資枠]

10位:SMT iPlus 全世界株式(つみたてインデックスプラス・オール・カントリー)[NISA成長投資枠]