2011(平成23)年3月11日
東日本大震災、発生
2011(平成23)年3月11日、東日本大震災が発生しました。
3月11日、14時46分18秒、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmを震源とし、最大瞬間マグニチュード9.0を記録。発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震でした。
津波被害や福島第一原子力発電所事故を含めたこの一連の災害による損失は、死者・行方不明者は1万8,432人、重軽傷者は6,157人、被害想定額は約20兆円とも言われています。
多くの痛ましい犠牲が出ましたが、普段から津波教育が徹底されていた岩手県釜石東中学校では、地震発生直後に自主避難を開始。想定外の状況のなか隣接の鵜住居小学校の児童の手を引いてさらに高台へ走り、当日登校した生徒児童約600人全員が被害を免れました。このことは「釜石の奇跡」として語られています。
東京市場の大引けまで残り14分という時間に震災が発生したため、株式市場には売りが殺到。10,350円前後で推移していた株価は、一時8,605円15銭まで下落しました。自然災害による経済損失としては世界史上においても1位として記録されるほどの大災害でした。
2011年3月11日の日経平均株価終値は
10,254円43 銭
ライター: FIX JAPAN 前沢ともあき