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著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
新NISAでイオン!2月優待人気No 1、総合小売業の勝ち組として成長期待

新NISA「成長投資枠」で長期投資するのにふさわしい日本株は?

 2024年となり、いよいよ新しいNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)制度が始まりました。非課税投資枠は1年間に360万円と大幅に拡大しました。うち「成長投資枠」で240万円まで個別株に投資することもできます。

 新NISAで長期投資するのにふわさしい日本株とは、どのようなものでしょうか? 私は、以下の四つのカテゴリーが良いと思います。

 今日は、この中の【3】長期的に投資価値向上を見込む株主優待株として、イオン(8267)がふさわしいと考えています。

 株主優待が魅力的な銘柄を長期保有するのは良いと思います。ただ、忘れてはいけないのは、「優待投資とはいっても株式投資」であることです。いくら優待品が魅力的でも、長期的に業績が低迷する銘柄は避けるべきです。

 新NISAで長期投資するならば、株主優待が魅力的で、かつ、アナリストの眼で見て長期的に業績が向上していくと見込む銘柄を選別すべきです。それが今日紹介するイオンです。

2月・8月の優待人気トップ「イオン」

 イオンは「株主優待」人気銘柄として有名です。楽天証券「株主優待検索」で長年、2月・8月の優待銘柄で人気トップ【注】の座を維持しています。優待内容は、以下からご覧いただけます。
「イオンの株主優待内容:買物返金カードなど」

【注】2月・8月優待で人気トップ
2月・8月に株主優待を得る権利が確定する銘柄は168あります。楽天証券のお客さまで保有している株主の数が多いほど「人気が高い」と判断し、保有株主数の上位銘柄をランキングしています。2月・8月優待で、人気トップはイオン(8267)、第2位はビックカメラ(3048)、第3位はイオンモール(8905)、第4位はクリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)、第5位は吉野家ホールディングス(9861)です(1月12日時点)。

 アナリストとしてのイオンの投資判断は「買い」です(詳細は後述)。株主優待を楽しみながら長期保有するのに理想的な銘柄と判断しています。