米ISM景況感指数は12月も弱いまま
先週発表された、米ISM景況感指数は、米景況低下がまだ続く可能性を示唆するものでした。製造業景況指数は、47.4と景況の分かれ目である50を下回ったままです。11月の46.7より改善したものの製造業の景況は厳しいままです。
非製造業の景況は50.6と、11月の52.7より低下し、景況の分かれ目である50に近づきました。
米ISM景況指数:2018年1月~2023年12月
以下の通り、日本の方が米国よりも景況が良好な状態が続いています。
日銀短観、大企業製造業・非製造業DI:2018年3月~2023年12月
どうなる日本株?
日本株の投資判断は、いつも述べていることと変わりません。日本株は割安で長期的に良い買い場と判断しています。これからも急落急騰を繰り返しながら上昇していくと考えられるため、時間分散しながら投資していくのが良いと思います。
▼著者おすすめのバックナンバー
2024年1月4日:日経平均4万円到達の予想:早くて2年、遅くても4年と読む理由(窪田真之)
2023年12月28日:2024年の日経平均予想!年末3万7,000円を予想する理由(窪田真之)