今日の為替ウォーキング
今日の一言
人生において、多くの人が何をすべきかを知っているが、それを実際に行う人はほとんどいない
Doing All Right
9月の政策会合では、中央銀行が2つのグループにはっきりと分かれた。
インフレ抑制を何よりも最優先する中央銀行と、インフレ抑制と経済成長のどちらも重視する中央銀行である。(インフレ亢進と経済成長を目指す日銀は、どちらのグループにも属さない一匹オオカミである)
FRBは後者で、米国のインフレ率は依然として目標の3倍近くの水準で、経済再加熱の兆しがあるにもかかわらず、パウエル議長は「相対的な引締め」にとどめている。
BOE(イングランド銀行)とSNB(スイス中央銀行)も共に、経済成長に対する考慮が政策金利据え置きの重要な理由となった。特にBOEの場合は、インフレよりも成長を重視する考えに転換したようだ。
ECB(欧州中央銀行)とスウェーデン中銀は前者のグループで、輸入インフレの影響が大きいこともあって、利上げに踏み切った。ところが利上げしたにもかかわらず、ユーロもクローナも下落に見舞われた。対照的に、ポンドとスイスフランは利上げ終了が好感されて下落は限定的だった。
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今週の注目経済指標
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