2023年4月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2023年4月1日から4月30日までに新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。

 NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、[つみたてNISA]で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:新生 UTIインドファンド

騰落率:5.86%

どんなファンド?:成長性の高いインド株式に投資するファンド。組み入れ上位銘柄は、LTIマインドツリー(LTIとマインドツリー[いずれもインドのテクノロジー大手企業]が2022年に合併統合したITサービス企業)、ICICI銀行(インド民間銀行大手)、バジャジ・ファイナンス(インドの金融サービス会社)、HDFC銀行(インドの民間銀行大手)、インフォシス(インドのデジタルサービス大手)、コタック・マヒンドラ銀行(インドの銀行および金融サービス会社)、アベニュー・スーパーマーツ(インドのスーパーマーケット大手)、インフォエッジ・インディア(インドのITコンサルティング大手)、ハウジング・ディベロップメント・ファイナンス・コープ(インドの住宅金融大手)、コフォージ(インドのITコンサルティング・ソフトウエアサービス大手)です。    

まつのすけコメント:4月はインド株式が大きく反発しました。人口世界一が中国からインドになり、今後数十年は有望な国であることは間違いありません。PER(株価収益率)はさほど割安ではありませんが、投資したい国の一つです。    

2位:イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド

騰落率:5.82%    

どんなファンド?:主にインドの金融商品取引所に上場するインフラ関連株式に投資する投資信託です。為替ヘッジは行わないので、インド・ルピーなどに対して、円安になると基準価額にプラスになり、逆に円高になるとマイナスになります。    

まつのすけコメント:ほぼ確実に成長が続くと考えられるインドのインフラ関連株式に投資しているのが魅力的です。組み入れ上位銘柄は、ウルトラ・テック・セメント(インドのセメント関連大手)、リライアンス・インダストリーズ(インドの富豪が筆頭株主のインド最大のコングロマリット)、ICICI銀行、ラーセン&トゥブロ(インドの建設大手)、アクシス銀行(インドの民間銀行大手)、ブリゲード・エンタープライズ(インドの不動産開発会社大手)、タタ・スチール(インドの財閥グループの鉄鋼メーカー)、バジャジ・ファイナンス、インド・コンテナ(インドの鉄道輸送サービス)、フェニックス・ミルズ(インドのショッピングモール開発大手)です。    

3位:iFreeNEXT インド株インデックス

騰落率:5.12%    

どんなファンド?:*Nifty50指数(配当込み、円ベース)の動きに連動させることをめざしているインデックス投信です。インド関連の投資信託の中では、信託報酬がリーズナブルなのがメリットとなります。原則として為替ヘッジはありません。    

まつのすけコメント:2023年3月から運用を開始した投資信託です。2020年代後半~2030年はインドの時代になり、他の国をアウトパフォームする可能性があると考えています。個人的には楽天カードや楽天キャッシュでの積み立てにも良い投信だと考えています。    

*Nifty50指数とは…インド・ナショナル証券取引所(NSE:National Stock Exchange of India)に上場する銘柄のうち50銘柄を平均した主要株価指数。

4位:イーストスプリング・インド消費関連ファンド

騰落率:4.86%    

どんなファンド?:主にインドの金融商品取引所に上場する消費関連株式に投資する投資信託です。人口が増加しているインドは、消費生活関連の企業利益は着実に伸びることが期待できます。    

まつのすけコメント:消費生活関連銘柄は、利上げ局面ではハイテク株よりは安心感があります。組み入れ上位銘柄は、マヒンドラ・マヒンドラ(インドのコングロマリットの一つ、マヒンドラグループの中核となる自動車製造企業大手)、ICICI銀行、アクシス銀行、バジャジ・ファイナンス、ITC(インドのタバコ企業大手)、インターグローブ・アビエーション(インドの航空会社大手)、マルチ・スズキ・インディア(日本の自動車メーカー、スズキのインドにおける乗用車生産販売子会社)、PVR(インドでシネマコンプレックスを運営している映画運営会社大手)、バルティ・エアテルマ(携帯電話を中心とするインドの電気通信事業者)などです。    

5位:iFreeレバレッジ S&P500

騰落率:4.18%

どんなファンド?:日々の基準価額の値動きがS&P500(米ドルベース)の2倍程度となることを目指している投資信託です。S&P500の組入上位銘柄は、アップル、マイクロソフト、アルファベット(Google)、Amazon、エヌビディア(米国の半導体メーカー大手)、テスラ、バークシャー・ハサウェイ(ウォーレン・バフェットが会長兼CEOを務める持ち株会社)、メタ・プラットフォームズ(旧Facebook、米国籍のグローバルIT企業大手)、エクソン・モービル(米国のエネルギー会社大手)、ユナイテッドヘルス・グループ(米国の医療保険会社大手)です。

まつのすけコメント:S&P500は3月にハイテク株のウエートを下げて、金融株のウエートを上げたことが4月はマイナスになってしまいました。しかし、FRBが利上げ停止すると思われる2023年後半~2024年前半は紆余曲折ありつつも上昇すると考えています。

6位以下はこちら!

6位:高成長インド・中型株式ファンド(年1回決算型)    

7位:ブラックロック USベーシック・バリュー・オープン    

8位:iFree NYダウ・インデックス[つみたてNISA可]    

9位:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)    

10位:野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族)[つみたてNISA可]