危機が終われば鶏卵価格は「優等生に戻れる」

 ウクライナ危機が勃発して以降、民主国家(西側)と非民主国家(非西側)の間の「分断」が大きくなっています。そもそもウクライナ危機が発生したのは、西側が非西側に自分たちの考えを強いたことが大きいと筆者は考えています。

「環境問題」や「人権問題」を強く主張したことを受け、産油国と西側の軋轢(あつれき)が大きくなったり、独裁国家の西側に対する反発が強くなったりしました。産油国も独裁国家も多くは非西側(非民主国家)です(西側の問題提起は、しばしば非西側の経済活動を損なう主因になっている)。

 ウクライナ危機が終わらず、「分断」が続く限り、非民主国家の出し渋りも終わらないと考えられます。穀物相場は、今後も長きにわたり、非民主国家が強い影響力を持っていること(絶えず上昇圧力がかかる可能性があること)を、認識し続けることになる可能性があります。

 それは「優等生が優等生に戻れない(=鶏卵価格が下がらない)」状態が続く可能性があることを意味します。ウクライナ危機が終われば優等生に戻れる。鶏卵価格を優等生に戻すためにも、同危機を終わらせなければなりません。

[参考]穀物関連の具体的な投資商品例

国内株式・ETF

丸紅
農産物上場投資信託
穀物上場投資信託
小麦上場投資信託
とうもろこし上場投資信託
大豆上場投資信託

外国株式・ETN

ディアー
コルテバ
ニュートリエン
アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド
ブンゲ
ヴァンエック・アグリビジネスETF
インベスコDBアグリカルチャー・ファンド
iPath シリーズB ブルームバーグ穀物サブ指数 トータルリターンETN

商品先物

国内 トウモロコシ 大豆
海外 トウモロコシ 大豆 小麦 大豆粕 大豆油 もみ米

CFD

トウモロコシ 大豆 小麦