共通点4:資産運用の「入口」で怠けてしまう
「近所の○○さんも買っていたから」、「人気ランキングで上位だったから」などの理由で金融商品(特に投資信託)を購入してしまう人は、その後上がっても下がっても、周りの行動が気になって主体的に行動できなくなります。
金融商品を選ぶ際は、単純なリターンの高さだけでなく、そのリターンを得るために負うリスクの大小も考慮に入れる必要があります。なぜなら、人生の選択や、現在置かれている状況は人それぞれ異なるからです。
資産運用において、「平均」や「人気」などの指標は意味がないということを肝に銘じておきましょう。より肝心なのは、入口の商品選びと組み合わせ方です。
老後資金をつくるために「しっかり増やしたい」のか、それとも、退職金などのまとまったお金を「減らしたくない」のか。資産運用の入口で資金の性格を明確にし、それに合った商品を組み合わせることができれば、大きな失敗は防げます。