今期業績不振。でも優待のお得感抜群の2銘柄も紹介!

 業績が一時的に不振で今2023年3月期は無配に転落しているため、ランキングには入れていませんが、現物支給系優待品の中で特にお得感が高い2銘柄も紹介しましょう。

 製紙メーカー国内2位の日本製紙(3863)のペーパー優待なら、自宅に段ボール箱一杯のトイレットペーパーや紙タオルが送られてくる楽しみを味わえます。

 3月末に100株(投資金額10万4,200円)以上保有で、同社の「スコッティ フラワーパック3倍長持ち4ロール(ダブル)無香料」など合計7点もの自社ペーパー類商品(2022年3月末の実績)が贈られます。

 同社は燃料費の高騰や円安の影響で今2023年3月期は大幅な赤字決算となりましたが、値上げも あって、売上高は10%の増収。

 最近は来期の業績好転を見込んで、株価も上昇傾向にあります。

 ホンダ系の自動車部品メーカー・ミツバ(7280)の群馬県特産優待も魅力です。

 3月末に100株(投資金額5万1,000円)以上保有していると、株数に応じて同社の地元・群馬県産の特産品が贈られます。

 2022年の実績は乾麺セットでした。

 同社は自動車のワイパーシステムや二輪車のスターターモーターなどで高い世界シェアを誇っています。

 ここ数年は売上高の減少にともなう業績悪化に苦しんでいましたが、今2023年3月期は増収増益を見込んでいます。