1975(昭和50)年12月9日

国連「障害者の権利宣言」採択

 1975(昭和50)年12月9日、国連総会で「障害者の権利宣言」が採択されました。宣言を機に、世界的に障害者の権利保護や社会参加に向けた施策の整備が加速しました。

 宣言は13カ条で構成され、障害者は例外なく人権が尊重されること、自立を目的とした施策を受ける資格があること、経済・社会計画の全段階で特別に考慮される資格があることなどが再確認されました。さらに、障害者の権利保護のための行動を国家に求めています。今では当然と考えられていることばかりですが、日本を含む先進国でさえ障害者福祉が立ち遅れていた当時としては、大きなインパクトがありました。

 国連での宣言採択から6年後の1981年12月9日、日本では毎年この日を「障害者の日」としました。現在、障害者の日は12月3~9日を「障害者週間」として拡大し、厚生労働省や地方自治体、障害者団体などがイベントや啓発事業を実施しています。

 

1975年12月9日の日経平均株価終値は

4,233円02銭