2022年10月の個人投資家に人気だった米株積立銘柄は!?
1万円以下で買える人気積立銘柄
順位 | ティッカー | 全体順位 | 銘柄名 | 最低購入金額 | 関連するテーマ |
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1 | SPYD | 3 | SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF | 5,740 | 高配当、無料ETF |
2 | KO | 10 | コカ・コーラ | 8,585 | 飲料大手、個別銘柄 |
3 | SOXL | 11 | Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF | 1,849 | 半導体、レバレッジETF |
4 | QYLD | 12 | グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF | 2,296 | ナスダック100、ETF |
5 | EPI | 14 | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 4,694 | インド、無料ETF |
6 | GLDM | 16 | SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト | 4,914 | 金、無料ETF |
7 | T | 17 | AT&T | 2,664 | 通信大手、個別銘柄 |
8 | TECL | 18 | Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF | 3,933 | テクノロジー、レバレッジETF |
9 | JEPI | 23 | JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカム ETF | 7,685 | 大型株、ETF |
10 | SPXL | 24 | Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF | 9,989 | S&P500、レバレッジETF |
※楽天証券内、2022年10月末時点の米株積立設定者数ベース。 ※株価は2022年11月11日の終値、最低購入金額は1米ドル=140円で試算。 ※最低購入金額は手数料を考慮しておりません。 |
1万円以下で買える米株積立銘柄において、人気NO.1を獲得したのはSPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)でした。
米国上場の高配当銘柄に連動するETF(上場投資信託)の中で、1株5,000円台で買えるSPYD。米株積立銘柄全体においても3位にランクインしています。手軽に積立できることが、人気が集まった理由です。
驚くことに、TOP10の中にレバレッジETFもランクインしています。半導体ブル3倍、テクノロジーブル3倍、S&Pブル3倍、「9月と10月の下落相場に買っておけばいずれ上昇する」といった米国株式相場に強気を持っている方が少なくないと感じました。
個別銘柄でランクインしたのは、コカ・コーラ(KO)とAT&T(T)のみです。両社ともに古くから配当貴族銘柄として知られており、米国市場のこれまでをみてきた企業で、複数回の景気サイクルを経験してきました。
個人的な印象ですが、AT&Tは日本で言えばNTTドコモ(9437)、コカ・コーラはカルピスのような位置づけでしょうか。
一方、「1万円未満」というこだわりがない場合でしたら、「3万円以下」を念頭に分散投資がより効くETF投資も可能です。
3万円以下で買える人気積立銘柄
順位 | ティッカー | 全体順位 | 銘柄名 | 最低購入金額 | 関連するテーマ |
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1 | VTI | 1 | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | 28,018 | 全米、無料ETF |
2 | VYM | 2 | バンガード・米国高配当株式ETF | 15,434 | 高配当、ETF |
3 | HDV | 4 | iシェアーズ コア米国高配当株 ETF | 14,798 | 高配当、ETF |
4 | VT | 6 | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF | 12,440 | 全世界、無料ETF |
5 | VIG | 7 | バンガード・米国増配株式ETF | 21,465 | 増配、ETF |
6 | AAPL | 9 | アップル | 20,958 | スマホ&PC、個別銘柄 |
7 | AGG | 13 | iシェアーズ コア米国総合債券ETF | 13,514 | 債券、無料ETF |
8 | JNJ | 19 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 23,692 | ヘルスケア、個別銘柄 |
9 | BND | 20 | バンガード・米国トータル債券市場ETF | 10,009 | 債券、ETF |
10 | PG | 22 | プロクター・アンド・ギャンブル | 19,732 | 生活用品、個別銘柄 |
※楽天証券内、2022年10月末時点の米株積立設定者数ベース。 ※株価は2022年11月11日の終値、最低購入金額は1米ドル=140円で試算。 ※最低購入金額は手数料を考慮しておりません。 |
3万円以下で買える米株積立銘柄において、人気NO.1を獲得したのはバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)です。
最低購入金額が相対的に若干高めですが、米国上場の全銘柄に投資できる点を考えると、自分で全銘柄を購入するよりコスパが良いと言えるかもしれません。
米国株式に興味があるけど、銘柄選びに困っている方、個別銘柄の乱高下を避けたい方、安定性を重視したい方にはおすすめです。
個別銘柄では、アップル(AAPL)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)がランクインしました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンとプロクター・アンド・ギャンブルは、かねてよりディフェンシブ銘柄として有名で、銘柄ポートフォリオを構築する際に組み入れると、ある程度のリスク低減効果が期待できそうです。
さて、楽天証券では、2022年10月29日以降に米株積立の最低投資金額を従来の1万円から3,000円に大幅引き下げいたしました。
これまでは、日本円換算額が1株1万円未満の銘柄を積立したいとしても、2株以上の設定が必要となっていました。
ですが今回、最低投資金額が引き下げられたことで、1株からでも手軽に積立することができるようになったので、これを機会にぜひ米株積立をご検討ください。
今月の注目セクターをご紹介!
ご存じのように、米国や欧州など多くの国ではすでに新型コロナウイルス流行以前の生活に戻っていますが、中国本土ではまだ厳しい政策が継続中です。
しかしここで朗報です!
11月11日に中国当局は新型コロナウイルスの予防・管理措置について新たな通知を発表しました。
海外からの入境者に対する隔離措置は、これまでの「7日間の集中隔離+3日間の自宅健康観測」から「5日間の集中隔離+3日間の自宅隔離」に2日間短縮されます。
また、渡航前PCR検査回数も搭乗48時間以内の「2回」から「1回」に減りました!
さらに、国際便はいままで1航路あたり1航空会社週1便などの規制がありましたが、全面的に解除されました。
上記の政策の変更によって、一番恩恵を受けるのは旅行セクターだと思います。
日本でも水際対策が大幅に緩和され、外国との人の往来が再開されていますが、なぜ中国からの観光客が増えないのか? それは、中国帰国時の厳しい政策が面倒くさいと思っているからです。
これから迎える日本の年末年始と中国の旧正月、観光客が増えるといいですね!