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著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「コアインフレ・ショックでナスダック安値どうなる日経平均?」
ナスダックが安値更新
先週の日経平均株価は1週間で25円下落して2万7,090円となりました。ほぼ横ばいでした。ただし、米ナスダック総合指数(ナスダック)が、FRB(米連邦準備制度理事会)による大幅利上げが11~12月も続く懸念で週末にかけて売り込まれて年初来安値を更新しているので、今週の日経平均は大きく下落してのスタートとなりそうです。
先週13日に発表された米インフレ率が予想以上に高かったことから、FRBによる大幅利上げが11~12月も続く懸念が広がりました。「インフレ抑制のためには家計や企業に痛みを与えても金融引き締めをやり続けないとならない」と発言している、ジェローム・パウエルFRB議長の姿勢に変化が生じることはないと見られています。