先週の結果

先週は、前々週とは逆にNYダウの急反発を受けて、日経平均も大幅反発

 先週の予測では、目先は円安への戻りで輸出関連株が下値をサポートし、前々週で日経平均の構成銘柄入れ替えにかかる売りが一巡したことで、前々週の下げ加速の一因となったものがなくなるため、好転が期待されるとしました。

 そのため先週は6月20日の2万5,520円の2番底を下値に2万5,500~2万6,500円を予想レンジとしました。

 しかし、米国で各種の経済指標が予想を下回ったことで、前々週の4%を超える金利が低下し、FRBによる積極的な金融引き締めの早期終了期待が高まり、NYダウをはじめとする米国株は大幅上昇が続きました。

 前々週は、相場で最大の材料は「需給」であるため、NYダウが「陰転」し、年初来安値を更新し続けたことで、日経平均も連動して、10月3日(月)には、2万5,621円と6月20日の2万5,520円の2番底へ接近しました。

 ところが先週は、週始めからNYダウが10月3日(月)は+765ドル、4日(火)は+825ドルと2日連続の大幅高となり、これを受けて日経平均も3日(月)は+278円の2万6,215円と反発し、4日(火)は+776円の2万6,992円と2万7,000円に接近し、5日(水)は+224円の2万7,216円まで上昇し、+128円の2万7,120円で引けました。

 6日(木)は+278円の2万7,399円まで上昇して+190円の2万7,311円で引けました。

 5日(水)の時点で、レンジの上限を2万7,300円台の見方が多いとしましたが、2万7,399円まで上昇しました。これは2万7,200~2万7,400円の間に多くの抵抗線が集まっているためです。

 チャートは26週移動平均線、200日線、75日線、25日線と集中し、日足ベースの一目均衡表では、厚い雲のレンジの下限の手前でストップしています。前々週、先週は日米ともに需給関係で大きな上下動となっていますので、この上値抵抗ラインを一気にぬければ上昇に弾みがつく可能性もあります。

 先週末の7日(金)は、前日のNYダウが▲346ドルの2万9,926ドルと3万ドルを再び割ったことで、前場は▲389円の2万6,921円まで下げましたが、時間外の米株先物が底堅い動きとなっていたことで、後場はもみ合い商状となり、引け後の米雇用統計や3連休を前に手控え気分となり▲195円の2万7,116円と5日ぶりの反落となりました。

 引け後の米国市場では、注目の9月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比26万3,000人と市場予想の25.0万人を上回り、失業率も0.2%改善する3.5%と労働市場の需給はひっ迫したことで、FRBの積極的利上げは必要との見方となりました。

 10年債利回りは一時3.9%台まで上昇し、これを受けてNYダウは▲630ドルの2万9,296ドルと大幅続落となりました。