今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは148.10円
↓下値メドは139.60円
FRB:利上げは挫折も。政治家はそろそろインフレより金利高に対して不平を言い始める
FRB:メスター連銀総裁「来年の利下げは考えていない」
中国:中国GDPの32%に相当する都市で新型コロナが発生
中国:ゼロコロナ政策終了はまだ先。早くて来年1月春節の頃 31-08-2022
中国:ゼロコロナ政策で観光業に打撃
中国:ゼロコロナ政策を解除なら大量死者発生のおそれ
電力危機:カルフォルニアで計画停電のおそれ。再エネ導入で供給不安定
ECB:利上げしてデポ金利をプラスにすると、 4.4兆ユーロに対する莫大な金利負担
エネルギー危機:ドイツのガソリン補助金が8月末で終了。価格は6倍以上に高騰か 01-09-2022
ギリシャ経済:GDP5.7%に上方修正。観光業が復活
9月13日(火曜)のドル/円は、大幅に「円安」。
1日のレンジは141.60円から144.69円。値幅は3.09円。
2022年182営業日目は142.81円からスタート。米国のインフレは峠を越したとの見方が広がるなかで、ドルが全般的に売られ、米CPI(消費者物価指数)発表の直前には141.60円まで下げて安値をつけた。ところが、8月CPIは予想に反して予想を上回る結果となったことから、ドルが急激に買い戻されることになり、一気に高値144.69円まで3円上昇した。強さを保ったまま終値は144.54円(前日比+3.09円)。
レジスタンスは、
144.99円(09/07)
147.63円(1998)
サポートは、
141.60円(09/13)
142.15円(09/12)
141.49円(09/09)
8月の米CPIは前月比で0.1%上昇した(7月0.0%)。上昇率としてはわずかだったが、マーケットは低下(マイナス)を期待していただけにショックは大きかった。
来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.75%利上げは確実だろう。しかし、これでもまだ不十分ということならば、2023年利下げどころか、さらに利上げペースが強まることも考えられる。そうなれば米景気後退のリスクも格段に高まる。実際のところFRBは、インフレ引き下げのためには、労働市場の熱を冷まし賃金上昇に歯止めをかけることを考えている。ダウ平均の下げ幅は一時1,360ドルを超え、今年最大となった。