先週の結果
先週は、2万7,062円を突破したことで、週末に2万7,952円の高値まで上昇
先週の日経平均の予測は、前々週の11日(月)に2万7,062円と6月28日の高値2万7,062円と肩を並べたところで止まり、目先のフシとなって、12日(火)に2万6,278円まで下げ、週の終値では2万6,788円で引けたことで、目先は2万7,062円がポイントですが週足では2万6,000~2万8,000円のレンジのもみあいとなっているため、2万6,300~2万7,300円を先週のレンジとしました。
結果的に、米株上昇、目先行き過ぎた円安がいったん止まり、フシとしていた2万7,062円を突破したことで、7月22日(金)は、2万7,952円まで上昇して2万7,914円で引けました。
3連休明けの19日(火)の日経平均は、堅調な動きで始まり、この日の引け後の米国株式は良好な第二四半期決算や円高進行が一服したことで、NYダウは+754ドルの3万1,827ドルと大幅反発となりました。
これを受けて20日(水)の日経平均は、時間外の米株先物が上げ幅を拡大したこともあり、+718円の2万7,680円と急騰し、5日続伸となりました。特に半導体中心に精密機器・電気が大きく上昇しました。
21日(木)は、米株は上昇ながら前場は▲130円の2万7,549円まで下げるものの、昼休みの時間に日銀が、大規模緩和の継続決定で先物買いでプラスに転じ、+122円の2万7,803円で引けました。
週末の22日(金)は、6日連騰のあとだけに売り先行となり、▲101円の2万7,701円まで下げましたが、前日の米株高もあり上げに転じて、前引けは+67円の2万7,870円でした。
後場になると上げ幅を徐々に広げ、一時+149円の2万7,952円まで上昇して終値は+111円の2万7,914円でした。
週末の米国株式は、決算発表が本格化するIT大手の業績への懸念が強まり、ハイテク株が売られ、また、7月の米購買担当者景況指数が予想を下回り、NYダウは▲137ドル、特に決算が嫌気されたSNSのスナップが39%安と暴落し、ナスダック総合指数は▲225Pと大幅安となりました。
為替は1ドル=136.05円の円高、シカゴの日経先物は▲250円の2万7,640円となっています。