※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「【日本株】最悪シナリオを検証 日経平均、どこまで下がる?」
日経平均株価が年初から急落しています。まだ始まったばかりですが、今日は2021年12月29日に出した「2022年日経平均予想」のレビューを行います。
「2022年の日経平均予想」振り返り
最初に、私が2021年12月29日のレポートに書いた「2022年の日経平均予想」をご覧ください。予想とともに、1月25日までの実際の推移も入れています。
2022年の日経平均(筆者予想)と、1月25日までの実際の動き
以下、12月29日レポートからの引用です。私が上記のような予想を作った理由を書いています。
【12月29日レポートからの引用】
私は、2022年の日経平均は、「前半が強く、後半は弱い」展開を予想しています。2022年の夏に3万4,000円に達すると予想しています。ただし、年後半には3万円1,000円程度(予想レンジ3万~3万2,000円)に下がる可能性があると考えています。
前提となる世界および日本の景気ですが、2022年は1年間を通じて、回復(拡大)が続くと予想しています。ただし、年後半にかけて息切れしてくると予想しています。財政・金融の大盤振る舞いに支えられた急激な回復効果が低下してくると考えています。
2023年には世界景気はいったん後退(あるいは、かなりの減速)局面を迎えると考えています。世界景気の息切れが視野に入ってくると日経平均は景気が良くても上がらない局面に入ると考えられます。
以上が私の予測です。私の予想で一番重要なポイントは、「2022年も世界景気の拡大が続く」「2023年には世界景気が失速する」の2点です。その前提に基づいて、日経平均の動きを予想しました。レポート全文は、以下からお読みいただけます。
2021年12月29日:日経平均「2021年予想」の振り返りと、「2022年予想」