6855 日本電子材料 東証1部

PER(株価収益率)10.18倍、PBR(株価純資産倍率)1.33倍、配当利回り1.02%

 2021年8月6日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+5.1%の28.00億円、経常利益+4.9%の27.00億円の増収・増益の見通し。

 2019年8月29日の452円を安値に、コロナ感染が世界的に広がっていく中で、電子関連は逆に需要が拡大し、2020年1月14日には1,222円の高値をつけました。

 しかし、コロナ感染拡大の広がりが世界的にピークに入ってくると、さすがに経済活動の停滞から世界経済の見通しが不透明となり、世界的な株式の暴落につながり、急落局面に巻き込まれ2020年3月13日には627円まで下落しました。

 しかし、コロナが落ち着いてくると再上昇となって上昇トレンド(A)を形成し、この中で2021年1月14日には2,643円の最高値をつけました。

 ここをピークに3月9日に1,616円まで下げて当面の安値をつけ、ここから4月9日に2,213円の高値をつけて、1,700円水準を下値ラインとし、2,092円から上値を切り下げる直角三角形の保ち合いとなっています。そろそろ上放れの動きも期待できます。