米国株も日本株も、長期の資産形成に欠かせないアセットと考えています。米国株にはグロース(成長性)で、日本株にはバリュー(割安性)で評価できる銘柄が多数あります。ただし、株式投資である以上、どちらも値動きが激しいことに注意が必要です。長期的に上昇が見込まれる銘柄でも、短期的に20%くらい下がることもあり得ます。そのため、適切なリスク管理が必要です。リスク管理の1つの方法として使えるのが、「逆指値」売り注文です。

「逆指値」売り注文とは

 一言でいうと、「想定外の株価下落に備える損切り予約」です。
「ここまで株価が下がってしまったら、さらなる下落によって損失がどんどん拡大する可能性がある」と考えられる株価水準を決め、「そこまで下がったら、自動的に売り注文が出る」ように予約しておくのが、「逆指値」売り注文です。
 逆指値注文には、「逆指値」成行売り注文と、「逆指値」指値売り注文があります。私は、損切り予約として使うのは「逆指値」成行売り注文に限るべきだと思います。このレポートでは、「逆指値」成行売り注文に絞って、説明します。

「逆指値」成行売り注文のイメージ図

 米国株の例で説明します。株価150ドルの銘柄を1株保有していて、160ドルまで上昇したら利益確定売りをしようと思っているとします。その場合、160ドルに「指値(さしね)売り」注文を入れることができます。それが、指値注文です。

 これに対し、逆指値は、損切りの予約です。株価150ドルの銘柄を1株保有していて、140ドルまで下がったら損切り売りをしようと思っているとき、140ドルに「逆指値」成行売り注文を入れておくことができます。米国株の逆指値注文は、iSPEED、または、楽天証券PCウェブページからログインして出すことができます。