お知らせ■必見!人気番組「日曜日の初耳学」に篠田尚子が出演予定!

筆者・篠田尚子が人気番組「日曜日の初耳学」に出演予定! 投資・資産形成のイロハについて、林修先生も納得!? の解説が聞けるかも!

【放送予定日】10月24日(日)22:00~(MBS/TBS系全国ネット)

いま大人気のつみたてNISA!

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 去る10月8日、金融庁は、今年2021年6月末時点のNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)口座の利用状況について公表しました。

 調査によれば、つみたてNISAの口座数は417万5,430口座と、直近1年間で約1.7倍に増え、増加ペースも加速しています。

 この背景には2018年1月の制度開始以降、おおむね順調に上昇を続けてきた株式市場の後押しもあると思われます。一方で、足元のやや不安定な市場環境を目の当たりにし、株式中心の投資を続けてよいものか、不安に思われている方もいるかもしれません。

 そもそもつみたてNISAとは、「少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度」(金融庁ウェブサイトより)で、この制度が使えるのは投資信託のみです。

 分散投資には、金融資産を買うタイミング(=時間)を分散させる「時間分散」と、さまざまな金融資産に投資をする「資産分散」などがありますが、つみたてNISAなら、前者の時間分散は自動的に実現できます。

 では、資産分散はどうでしょうか。株式のインデックスファンド以外の投資信託も取り入れた複数ファンドで、つみたてNISAのポートフォリオを作った方がよいのでしょうか。

 ここで、つみたてNISAの対象商品について理解を深めるため、クイズを1問出題しましょう。

クイズ以下の三つのタイプの投資信託のうち、金融庁が定義する、つみたてNISAの対象商品に該当しないものはどれ?
  1. 主に株式で運用を行う投資信託
  2. 主に債券で運用を行う投資信託
  3. 株式と債券の双方を組み合わせて運用を行う投資信託