為替市場のシーズナリーチャートとクロス円の年末高
7月から8月にかけて下落していたオセアニア通貨が反発している。シーズナリーパターンから言えば、この反発は9月半ばまで続く。NZドルはうまくいけば、このまま上下動を繰り返しながらも年末まで上昇するシーズンを迎える。
NZドルのシーズナリーチャート(過去20年の平均)
NZドル/円の日足と売買シグナル(赤=買いトレンド・黄=売りトレンド)
一方、豪ドルはNZドルと違って、9月にいったんは反発するものの、10月にかけてもう一段の下落をみる(2番底をとりにくる)パターンとなっている。
豪ドルのシーズナリーチャート(過去20年の平均)
豪ドル/円の日足と売買シグナル(赤=買いトレンド・黄=売りトレンド)
相場に絶対はない。相場はシーズナリーパターン通り動くわけではないが、各通貨のクセをチェックしながらここからの相場をみていくことが必要だろう。
NZドルもユーロも一番上がりやすいのは12月である。
ユーロのシーズナリーチャート(過去20年の平均)
ユーロ/円の日足と売買シグナル(赤=買いトレンド・黄=売りトレンド)