いっそう注目度高まる中間高配当銘柄
中間配当金も意識される時期に入っています(9月28日が中間配当権利付き最終売買日)。昨今の海運大手株の急騰は高配当を背景としたもので、投資家の「高配当銘柄」への注目度はこれまで以上に高まりました。
主力株全般が買われ始めると、値上がり益を追い求める姿勢が強まりいったんその流れが止まる可能性もありますが、そのタイミングを狙い高配当をゲットするしたたかな投資戦略にも一理あると見ています。
ここでは中間配当金が高い銘柄を最後に紹介しておきます。
コード | 銘柄名 | 株価(円) | |||
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9104 | 商船三井 | 8,920 | |||
9101 | 日本郵船 | 9,830 | |||
9810 | 日鉄物産 | 5,350 | |||
8316 | 三井住友フィナンシャルグループ | 3,979 | |||
1820 | 西松建設 | 3,655 | |||
4502 | 武田薬品工業 | 3,815 | |||
※株価データは2021年9月8日終値ベース。 |
商船三井(9104・東証1部)
中間配当金(予想)300円。
海運大手で、鉄鉱石船、タンカー、LNG船を得意とします。
・5カ月日足チャート
日本郵船(9101・東証1部)
中間配当金(予想)200円。
海運国内首位企業です。陸空運も広く手掛けています。
・5カ月日足チャート
日鉄物産(9810・東証1部)
中間配当金(予想)145円。
日本製鉄系の鉄鋼専門商社です。
・5カ月日足チャート
三井住友フィナンシャルグループ(8316・東証1部)
中間配当金(予想)100円。
傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券などを擁する金融グループです。
・5カ月日足チャート
西松建設(1820・東証1部)
中間配当金(予想)90円。
準大手ゼネコンで、ダムやトンネルなど土木分野に強みを持ちます。
・5カ月日足チャート
武田薬品工業(4502・東証1部)
中間配当金(予想)90円。
国内製薬首位企業、巨額M&A(合併・買収)で世界売上は上位に位置しています。