株主優待をもらうために、気をつけるポイントは?

証券会社の口座が必要

 希望の株主優待をもらうには、その企業の株を買います。希望の企業の株を買うためには、証券会社の口座を開設する必要があります。

株を買うタイミングに気をつける

 株主優待をもらうためには、優待をもらう権利の得られることが決まる日「権利付き最終日」に株を持っている必要があります。

 この権利付き最終日直前には、株主優待を狙って株を買う人が増えるため、各社とも株価が上昇する傾向にあります。そして、権利付き最終日の翌日=「権利落ち日」になると株を手放す人が増え、株価も下がることが多いようです。そのため、株を買うタイミングには注意しましょう。

株主優待をもらうために必要な株数を知る

 株主優待をもらうために最低限必要な株数は、各社ごとに決めているので、株主優待が欲しい人は、あらかじめ企業のウェブサイトなどで確認しましょう。

 株を買うための最低単元は100株ですが、優待をもらうための株数は1,000株という企業もあります。

優待内容だけではなく、企業情報を調べる

「優待でもらえる金券の額が他社より高い」などの理由で株を選ぶ人もいますが、株を買ってから間もなく、業績が悪化して上場廃止になり、株の価値が紙切れ同然になる企業もあります。これを避けるためには、優待内容だけを見るのではなく、企業情報を調べたり、企業が発表している業績を確認したりして判断しましょう。

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