今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.60

下値メドは109.20

南アで新たなコロナ変異株「C1.2」。デルタ株より感染力強く、すでにスイスやNZでも検出。

 31日(火曜)のドル/円は、「円安横ばい」。一時110円台。高値110.08円、安値109.58円、1日の値幅は0.50円。 

 8月最終日のこの日は、109.89円からスタート。東京時間は109円台後半で横ばいでしたがNY時間に入って109.58円まで下落。この日発表された米国の景気指数が、「米経済ピークアウト」を予感させるような、かなり低い結果だったことが理由。とはいえレンジを抜ける動きにはつながらず、109.50円近辺で待っていた買いにはね返されると、米長期金利の強含みに連れて110.08円まで反発。終値は110.00円(前日比+0.07円)ドル/円の110円と米長期金利1.30%はシンクロしています。この日の米10年債利回りは1.31%。米長期金利が上昇したので、ドル/円も110円台に乗せました。

 31日のユーロ/円はややユーロ高継続。高値130.18円、安値129.57円。 

 この日は、東京市場オープン直後の129.57円が安値でほとんど下がらず、欧州時間には8月5日以来ご無沙汰していた130円台に入り、130.18円まで上値を伸ばす。その後押し戻されて、終値は129.90円(前日比+0.21円)。

 8月のユーロ/円は、月の半ばに128円を一時割るまでユーロ安を経験しましたが、最後になって月初めの水準だった130円までカムバックしました。

 31日のユーロ/ドルは堅調、ユーロ高。高値1.1845ドル、安値1.1793ドル。 
この日は、東京市場オープン直後の1.1793ドルが安値でほとんど下がらず、1.18ドル台の潜入に成功すると1.1845ドルまで上伸。終値は1.1809ドル(前日比+0.0012ドル)。

 8月のユーロ/ドル、1.16ドル台後半までのユーロ安を経験しましたが、最後になって月初めの水準だった1.18ドルに戻しました。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成