今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.60

下値メドは108.95

第4次産業革命においては、ITそのものではなくITをいかに利用するかが、成功のカギを握っている

 18日(水曜)のドル/円は「円安」。一時110円台まで上昇。高値110.07円、安値109.48円、1日の値幅は0.59円。 

 この日は109.52円からスタート。109.50円以下には買いがあって、東京時間午前に109.48円まで軽く下げてから上昇に向かうと、NY時間には13日以来の110円台となる110.07円をつけました。終値は109.76円(前日比+0.18円)。

 中国の経済指標に表れる景気減速のサイン、米国のアフガニスタン撤退で高まる地政学リスク、そしてオセアニア地域で広がるコロナ変異株感染などを理由にマネーは安全資産である米国債券に向かい、今週前半の米長期金利は低下しました。

 しかしこの日は、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の内容に対する期待から米10年債利回りは1.29%台まで上昇。それに伴いドル/円も一時110円をつけました。1.30%という水準は、ドル/円が110円台を維持するための条件のひとつ。しかし米長期金利が下がったので、ドル/円もほどなく109円台へ戻しています。

 RBNZ(NZ準備銀行)は新型コロナ感染流行によるNZ全土ロックダウンを理由に、利上げを見送りました。豪ではコロナ対策が失敗したとの批判を受けモリソン豪首相の支持が急落しています。豪ドル/円は約1カ月ぶりの80円割れ。終値の79円台は今年1月以来の豪ドル安水準です。豪ドル/円の上下の注目レベルは今日の注目通貨をご覧ください。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成

今日の一言

ストレス発散のポイントは、爆発するまでため込まないで、早めにうっぷんを晴らすこと