今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.20

下値メドは108.60

エルドアン・トルコ大統領の支持率が過去最低に

 2日(月曜)のドル/円は下落、109円台前半まで「円高」。高値109.77円、安値109.18円、1日の値幅は0.59円。 

 8月は109.60円からスタート。110円手前のドル売りが厚く、上値が重い。東京時間午前の109.77円で早々に上昇をあきらめて下落。これで高値は6営業日連続で前日を下回りました。(110.58円、110.39円、110.28円、109.95円、109.83円)。NY時間に109.18円まで下落。終値は109.32円(前日比▲0.34円)。

 この日発表された7月の米製造業ISMは59.5。予想(60.8)を下回りました。サプライチェーンの寸断と労働力の供給不足が、米景気回復の阻害要因となり、その懸念が数字に表れました。しかし、サプライチェーンの修復はFRB(米連邦準備制度理事会)の仕事ではありません。

 今日の注目は、東京時間午後のRBA(豪準備銀行)政策金利発表。RBAは、金融政策正常化に向けて、計画通り9月に債券購入を減額するのか。あるいは、コロナ変異株の感染拡大で、「ハト派」に逆戻りするのか。豪ドル/円の動きに集中したいです。欧州時間はトルコCPI(消費者物価指数)。トルコ中銀の利下げの可能性を占う重要データとなります。

 豪ドル/円の上限の需要ポイントは今日の注目通貨をご覧ください。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成

今日の一言

悪い面ばかりに注目していると、楽しいはずの人生もつまらないものになってしまう