今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.25

下値メドは109.00

米連邦航空局(FAA)がメキシコ航空機の安全性評価を引き下げ

 30日(金曜)のドル/円は、やや「円安」。高値109.83円、安値109.36円、1日の値幅は0.47円。 

 この日は109.44円からスタート。東京時間午前に下げて109.36円をつけたあとは緩やかに上昇。NY時間午後までかけて109.83円までいきましたが、110円手前のドル売りに押し戻される。終値は109.66円(前日比+0.18円)。

 上値が徐々に重くなっている状況。高値は5営業日連続で前日を下回りました。(110.58円、110.39円、110.28円、109.95円)

今日から8月です。第1週は重要経済指標が集中します。主なものでも;

2日(月曜)は、米製造業ISM。
3日(火曜)は、RBA(豪準備銀行)政策金利発表、トルコCPI(消費者物価指数)。
4日(水曜)は、ADP雇用データ。
5日(木曜)は、BOE(イングランド銀行)政策金利。そして、
6日(金曜)は、米雇用統計。

 雇用統計は、FRB(米連邦準備制度理事会)の政策決定に重要なウェイトを占めています。パウエルFRB議長は、雇用市場の状況について「非常に強くなった(very strong)、しかし全体としてはまだまだ(way to go)」と先月のFOMC(米連邦公開市場委員会)後の記者会見で述べています。

 雇用市場はまだ完全ではないと考えるから、FRBは緩和縮小を急がない。では、雇用者数がどれだけ増加したなら、パウエルFRB議長は満足するのか。今週掲載予定の雇用統計詳細レポートをご覧ください。

主要指標 終値

出所:楽天証券作成

今日の一言

人は大抵の場合、自分の自尊心を満たすために行動する