今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは111.55

下値メドは110.45

Google急上昇ワードに「インフレ」

 05日(月曜)のドル/円はサブ111円で横ばい。高値111.19円、安値110.80円、1日の値幅0.39円。 

 週明けは110.98円からスタートして、円安方向は東京時間午前につけた111.19円でストップ。欧州時間になって111円を割り110.80円まで下落。その後も111円に戻れないまま終値は110.98円(前日比▲0.05円)。なおNY市場は米独立記念日の振替休日で休場。

 111円台に上昇して約1年3カ月ぶりに高値を更新したドル/円が、一段上に進むためのハードルは高い。先週発表された6月米雇用統計に対しては、いろいろな評価がでていますが、全体としては決して悪くはなかった。雇用者の増加数は予想より多かったのです。しかし、ドル/円が112円台を超えるにはパワー不足だったようです。

 今日のアジア時間のハイライトは、RBA(豪準備銀行)の政策会合。金融政策の正常化に向けて、RBAがどこまで緩和政策を縮小できるのかが焦点になります。豪ドル投資家にとっては見逃せないイベントです。

 豪ドル/円は、 83.65円から84.00円にかけてが、短期的な抵抗ライン。83.65円は3営業日連続で上抜けに失敗していましたが、本日6日の東京市場では、RBA会合の期待感もあって83.70円台まで上昇しています。

 豪ドル/円は5月10日に年初来高値85.80円をつけてから、6月後半には82.13円まで下落しました。半値(高値と安値の50%)は83.97円。抵抗ラインと重なっているこの水準を超えられるかが、ポイントになるでしょう。また、後半にピボットで計算した今月の豪ドル/円のレンジ予想を掲載していますので、ぜひご確認ください。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成

今日の一言

10,000時間が、天才といわれる人たちに共通するトレーニング時間である。1日3時間のトレーニングを10年間続ける計算になる。