令和でコロナ・ショックに見舞われたが、コロナ収束すれば「飛躍の10年」に

 令和に入り、世界はコロナ・ショックに見舞われました。2020年(令和2年)4~6月の世界景気は「戦後最悪の落ち込み」となりました。ただ、7月以降、経済再開により、日本および世界の景気は回復期に入っていると考えられます。

 ワクチン普及が進む米国では、景気過熱が懸念されるほど、景況は一気に改善しています。ワクチン普及が遅れる日本も、いずれ米景気回復の恩恵をうけて、回復色が強まると予想されます。

 20~30年の長いタームで見ると、コロナ・ショックですら後から振り返って「一時的なショックだった」とレビューされることになると考えています。その「一時的」が2年なのか3年なのか、現時点では明確にわかりません。ただ、いずれ人類はコロナを克服し、世界経済を正常化に向かわせると思います。

 令和に入って最初の10年、私は平成の構造改革の結実によって日本株が飛躍する時期になると予想しています。いずれ、日経平均は史上最高値(3万8,915円)を更新すると予想しています。割安な日本株にしっかり投資していくことが、長期の資産形成に寄与すると判断しています。