今日は、「貸株サービス」【注】について解説します。以下、要約です。

【注】楽天証券の貸株には、「貸株サービス」と「信用貸株」がありますが、今日のレポートでは「貸株サービス」に絞って、説明します。

<貸株(かしかぶ)のメリット>

●お持ちの株式を、貸株に出すと、貸株金利が得られます。
●貸株中の銘柄もいつでも売却可能です。普通に売り注文を入れるだけです。

<貸株のデメリット>

●貸株をしたままだと、配当金や株主優待が得られません。
 →「株主優待・予想有配優先」を選択して貸株を行えば、権利確定日だけ、自動的に貸株が皆さまに返却されますので、優待・配当金を得られます。
継続保有特典つきの株主優待銘柄を長期保有している場合、その銘柄は貸株をしない方が無難です。「株主優待・予想有配優先」で貸株をしていても、継続保有特典が失われる可能性があるからです。
●楽天証券の信用リスク
貸付いただいた株券等は、投資者保護基金による保護の対象とはなりません。