毎週金曜日夕方掲載
本レポートに掲載した銘柄:SCREENホールディングス(7735)、KLAコーポレーション(KLAC、NASDAQ)
SCREENホールディングス
1.2021年3月期4Qは6.8%増収、営業利益2.3倍
SCREENホールディングスの2021年3月期4Q(2021年1-3月期、以下前4Q)は、売上高1,038億5,500万円(前年比6.8%増)、営業利益116億9,600万円(同2.3倍)となりました。SPE(半導体製造装置事業)中心に大幅増益となりました。全社の営業利益率は11.3%となり、2019年3月期2Q10.3%以来の二ケタ営業利益率となりました。
この結果2021年3月期通期は、売上高3,203億2,200万円(同0.9%減)、営業利益244億9,200万円(同95.0%増)となりました。2019年3月期から2年間にわたってSCREENホールディングスの大きな問題であったSPEの低生産性問題は一応克服されたもようです。
表1 SCREENホールディングスの業績