投資信託ならインデックスファンド?

 つみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)や投信積立で、今やすっかりおなじみとなったインデックスファンドには、コストの安さや仕組みの分かりやすさなど、数々のメリットがあります。

 しかし、一口に「インデックス」といっても、さまざまな種類があるということをご存じでしょうか。

 投資信託協会が定義する「インデックス型」の投資信託がベンチマークとして掲げる指数は、実に170以上(筆者調べ)。特に近年は、国内株式の代表的な指数であるTOPIX(東証株価指数)や、先進国株式の代表的な指数であるMSCIコクサイ・インデックスのように、広く市場全体の動きを捉えるタイプだけでなく、特定の投資テーマに沿って、組み入れ銘柄の数を絞り込んだ指数も増えています。