ボイス・コントロール
今回のCESで最も注目されているテーマとしては、ボイス・コントロール(音声入力)による、さまざまなデバイスの制御が挙げられます。
その代表格はアマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)のアレクサ(Alexa)というボイス・レスポンス・システムです。アマゾンはエコー(Echo)というスマート・スピーカーで既にアレクサを製品化しています。
アマゾンの狙いはアレクサを音声入力の標準インターフェースにすることです。
アレクサを搭載したガジェットとしては、スピーカーの他に、ウェアラブル・デバイス、空気清浄器、スプリンクラー・システムなどが出展される予定です。
アマゾン以外に消費者向けアプリケーションでボイス・レスポンス・システムを開発している企業としては、グーグルの親会社、アルファベット(ティッカーシンボル:GOOGL)が挙げられます。
同社の場合、おもにグーグル・ホームというブランドで、スマート・ホームやIoT関連の商品を開発しています。
AI(人工知能)
ボイス・コントロールと表裏一体の関係にあるのがAI(人工知能)です。
AIは、やや過剰気味に使われているキャッチフレーズとなっており、今回のCESでもAIを搭載したドローンやロボット、自動運転車、果ては家具までも出展される見込みです。
AIに関連する銘柄としては半導体企業、エヌヴィディア(ティッカーシンボル:NVDA)があります。その他、インテル(ティッカーシンボル:INTC)、クウァルコム(ティッカーシンボル:QCOM)なども出展する予定です。