株式の投資法「順張り」「トレンドフォロー」ではないのは次のうちどれ?

  • 上昇中の株価が前の安値近辺まで下がった後、再び上昇したので買った
  • 上昇中の株価が前の高値を超えてさらに上昇したので、買った
  • 上昇中の株価が前の安値を大きく割り込んで下落したので「安い」と思って買った

ヒント

順張り・トレンドフォローとは、相場の流れやマーケットの方向性に乗って売買することです。

解答

3:上昇中の株価が前の安値を大きく割り込んで下落したので「安い」と思って買った

株式投資で利益を出すには、株価の上昇が始まった初期段階で株を買って、上昇が続く限り、保有し続けて利益を伸ばすこと。この投資法を「順張り」「トレンドフォロー」といいます。一方、下がっている株を「安いから」「下がり過ぎだから」といって買う取引は順張りとは真逆の、「逆張り」といいます。逆張りは「落ちてくるナイフをつかむな」という投資格言があるように、成功を収めるのは難しい取引です。また、順張り・トレンドフォローの取引で最もポピュラーなのは、投資家の利益確定取引で株価がいったん調整(横ばい、または下落)した後、再び上昇に転じたところで買う「押し目買い」といわれる1の手法です。そして、上昇の勢いが強いときは、株価が直近の高値を超えたら追随買いする「高値ブレイク」という2の手法もトレンドフォローの一種といえます。

≪≪他のクイズを解く