4282 EPSホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)16.6倍、PBR(株価純資産倍率)0.98倍、配当利回り2.05%

 2020年11月5日発表の2021年9月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+5.4%の48.00億円、経常利益+0.4%の50.00億円の増収・増益の見通しです。

 チャート(柴田罫線)に限らず、(2)と(3)は変化を示す重要な数字です。ここでは2018年1月29日の2,826円をピークに9月25日の2,518円までの下降ライン(1)、9月25日から2019年5月8日の2,044円までの下降ライン(2)、5月8日の2,044円から同年の12月10日の1,500円までを結んだ下降ライン(3)が下向きの角度(1)→(2)→(3)と大きくし、2020年3月17日の851円で底打ちとなって、緩やかな上昇トレンド(4)へ移行しています。

 つまり、(1)→(2)→(3)と下げ角度を大きくして底打ちとなる型です。そうなると多少は時間がかかっても底打ちして、もみ合っているところは、いずれ上に向かうことになる可能性が高いといえます。

 (1)→(2)→(3)の下げトレンドの中で、最終段階の(3)の下降トレンドのもとで3月17日の851円、7月31日の906円で二点底となって反発したところで、下降トレンド(3)を上に抜いて9月18日に1,093円まで上昇し、押し目を入れてもみ合い、12月11日に1,018円で買い転換となっています。9月18日の1,093円を終値で上に抜けると、1,200円までは期待できるところです(1,200円を抜けるともう一段高へ)。