「金融緩和+ワクチン」で好相場を期待
2021年は、米国を筆頭に株式に「金融緩和+ワクチン(経済回復展望)」の好相場が期待されます。
米国が景気回復に向かい、株高が進む中、「リスクオン下のドル安」が、新興国・資源の相場復調を促すともみています。好条件がそろい過ぎるときは、慢心して突っ走るのではなく、あえて逆にリスク要因を警戒し、それが小さい限りは投資を継続するアプローチを推奨します。
そこで、新年の明るい展望はさておき、いきなり5つのリスクを検証し、慎重に前向きな投資スタンスを確認します。
2021年に備える5つのリスク! | |
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1 | 失望:深刻なコロナ変異、ワクチン副反応 |
2 | 失望:需要不足に対して政策が効かない |
3 | 過熱:相場の自律反落、人気テーマの罠 |
4 | 過熱:米長期金利の先行的な上昇 |
5 | 想定外:規制、米中、地政学、自然災害…ではなく、あえて季節調整問題 |