積立投資+スポット投資で資産形成の効率が高まる

 既につみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)で投資信託の積み立てを行っていて、さらに運用に回せるお金に少し余裕が出てきたという方なら、一つのファンドを10万円や百万円というまとまった資金で一括買い付けするスポット投資も併用することで、資産形成の効率を高めることができます。

スポット投資はトッピングメニュー方式で

 まずは、ポートフォリオの土台となるファンドを1本または2本程度選び、そこに自身のリスク許容度や目指すリターンのイメージを合わせて、トッピングメニューのようにファンドを追加していくとよいでしょう。

 今回は「土台」として使い勝手がよい株式ファンドに加えて、1本保有するだけでも資産分散投資が実現できるバランスファンド、さらには、「トッピング」としてのグローバル株式ファンドをご紹介します。

 少し資産運用に慣れてきた投資中上級者の方はもちろんのこと、投資初心者の方でも、組み合わせ方次第で収益源に厚みを持たせることができると同時に、リスク量も調整できます。まずは10本の投資信託を見ていきましょう。