8:アバント (3836・東証1部)

事業内容は? 

連結会計ソフトの「ディーバ」やAI(人工知能)を使ったビジネスデータ統合などを行うビジネスインテリジェンス事業の「ジール」などを展開。

「連結会計ソフトでは国内トップシェアを誇り、会計のアウトソーシングによる顧客の信頼を生かして、企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化にも積極的に関わっています。そのため収益拡大のチャンスが豊富。コロナ禍でビジネスインテリジェンス事業が停滞気味ですが、顧客のDX意欲は高く、今後の回復にも期待できると思います」(DAIBOUCHOUさん)

9:AMBITION (3300・東証マザーズ)

事業内容は? 

東京中心に「プレミアム・キューブ」「ラフィスタ」ブランドの不動産賃貸・仲介業を展開。

「不動産業務をソフトウェアが自動で行うロボティクス・プロセス・オートメーション(RPA)や不動産投資のクラウドファンディング事業など、不動産×ITを意識した新事業に有望性を感じます。PERが10倍前後と割安なのに、AIやITなどの先端企業でもある点が今後はもっと評価されてくるはず。自社で内製化した賃貸管理などの不動産ITを同業他社に展開して、賃貸サブリースというPER評価からはやく脱却して欲しいですね」(DAIBOUCHOUさん)

10:MTG (7806・東証マザーズ)

事業内容は? 

EMS(筋電気刺激)を使った「シックスパッド」や美容ローラー「リファ」などが人気のブランド開発カンパニー。

「業績の悪化が厳しかったですが、リストラで前2020年9月期は黒字転換しました。シックスパッドなど同社製品はコロナ禍の巣ごもり需要で販売が急伸。今後もコロナへの恐れから、健康意識への高まり、巣ごもり消費が続くことで、同社が手掛ける在宅トレーニング、在宅エステの需要も高止まりするでしょう。『シックスパッド・ホームジム』といった新サービスや『リファ』ブランドのドライヤー、シャワーヘッドなど新製品のヒットに期待したいです(DAIBOUCHOUさん)